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リアスポイラー点検(水抜き・サビ止め)

作業場所：自宅
作業時間：約３０分

某オークションで１０００円でＧｅｔした、ＢＮＲ３２スカイラインＧＴ－Ｒの純正リアスポイラー。８１トランクへのフィッティングもなかなかよく、大変お気に入り。しかも結構ダウンフォースを発生して、リアの挙動が安定する。しかしながら、スポイラー内部にたまり水が発生、取付けステーからサビ水が出てくるようになった。放置しておくともらいサビして取り返しのつかないことになる。取り外して水抜き及びサビ止め処理を施すことにした。

トランク右側のステー。２本のボルトで固定されています。トランクとの接触面に、本来はパッキンがありますが、中古品のためボロボロだったので、使わずにクリアシールというシール剤を使いました。シーリングの隙間から、サビた水が出てきます。	とりあえずスポイラーを取り外さなければ。まずバックドアトリムカバーを取り外します。クロスレンチは、トランクのつっかえ棒です。ＧＴＲスポイラーはちょっとしたアルミ製のＧＴウィングと同じくらいの重さがありますので、このトランクは”落下物”です。超危険です。トーションバー交換も検討していますが、果たしてどれほどの効果があるものか・・・？？

トランク裏側は、ボルト位置にあわせてサービスホールを開けています。ドリル穴をつなげてあけた穴なので見た目はご容赦。ちょっとエッジに錆が出ていますね。やすりで削ってタッチアップします。	シーリングの接着力が意外に強くて、スポイラーがトランクから離れません。仕方がないのでトランクを傷つけないようにシーリングをカッターで切断します。すると、ステー内にたまった多量の水が流れ出てきました。

うわっ！なな、なんじゃこりゃあぁ！！Σ（-o-；）ドロっとした汚泥状のサビです。なんと、ここまで恐ろしい状況に陥っていたとは！危ないところでした。まだもらいサビはしていないようです。ボルト穴の周囲にもしっかりとシーリングしたため、トランク内への浸水及びボルト穴の腐食は免れました。	こちらは左側のステー部分。

こちらはサビがひどかった右側のステー。中の固定ボルト及び補強ステーが錆びています。このスポイラーはご覧のとおり、ステーが分割式になっているためこの付け根の隙間から水が入るのです。	こちらは左側のステー。よくよく見ると、ちゃんと水抜きの穴があいています(写真上部)。シーリングで塞いでしまってはいけなかったようです。逃げ場がなくなった水が、このステー内にたまってしまっていたんですね。流用をする時は、そのパーツの構造や特性をよく調べ、こういうことにも十分留意しなければいけません。

汚泥状のサビを拭きとり、シール剤を削り取って、コンパウンドで磨きました。シール剤は完全には取れません。さすが、”半永久的に効果持続！”と謳っているだけのコトはあります。	さて、どうしてくれようか。。

内部、特に金属製の補強ステーのサビを磨くために、ステーを分解します。	左側は、サビた固定ボルトのネジ頭が砕けてしまい、もう外れません(ToT)。仕方ないので、このまま処理します。

ステー内部と金属製の補強ステーをサンドペーパーで磨き、適当な色で塗装してしまいます。	適当にマスキングして、内部に塗料を吹き付けます。これはウチに余っていた０５０の缶スプレーです。先代ＳＸ８０のフューエルリッドが折れた時、新品を買って塗装した時の余りです。(笑)

お約束で、指まで塗ってしまいましたf^^;・・・塗装は苦手です。	左右とも、ステー内部を塗装しました。

トランク接合面のパッキン(ニッサン純正部品)を注文。土曜日なので受付はおやすみです。部品が届くまで、この無残な姿でガマンです・・・（；_；）

ＢＮＲ３２リヤスポイラー流用にあたり、パーツの構造やその特性を見誤ったために起きた不具合。良かれと思って施したシーリング(防水対策)がアダとなった。パーツ流用の際は、皆さんも是非留意していただきたい・・・。続きは、パーツが届き次第アップします。Ｔｏｂｅｃｏｎｔｉｎｕｅｄ．．．

追記：Ｍａｒｃｈ２１，２００５パッキン取付け
ニッサン純正部品のパッキンが届きました。内側ステー(ボルト止め)、外側ステーの各２枚です。左右で形状が違うので注意。パッキンに『Ｌ』『Ｒ』の表示があります。	内側ステー用。水抜き用の溝がちゃんとあります。ボルト穴部分も凸になっているので、これなら改めてシーリングしなくても大丈夫でしょう。

内側は差し込むだけ、外側は両面テープがついているので、それを使って仮止めします。取付けは左右はもちろん、裏表、前後も間違わないように注意。	取り付けました！(ボルト止めのみなので画像は割愛) 迫力のある後姿が戻ってきました。

さすが新しいパッキンは柔軟性バツグン、ピッタリフィットしています。取付けは、あまり力いっぱい締め付けるとパッキンがつぶれてヨレて、防水効果が損なわれますのでほどほどに締め付けます。

某オークションで１０００円でＧｅｔした、ＢＮＲ３２スカイラインＧＴ－Ｒの純正リアスポイラー。８１トランクへのフィッティングもなかなかよく、大変お気に入り。しかも結構ダウンフォースを発生して、リアの挙動が安定する。しかしながら、スポイラー内部にたまり水が発生、取付けステーからサビ水が出てくるようになった。放置しておくともらいサビして取り返しのつかないことになる。取り外して水抜き及びサビ止め処理を施すことにした。

トランク右側のステー。２本のボルトで固定されています。トランクとの接触面に、本来はパッキンがありますが、中古品のためボロボロだったので、使わずにクリアシールというシール剤を使いました。シーリングの隙間から、サビた水が出てきます。	とりあえずスポイラーを取り外さなければ。まずバックドアトリムカバーを取り外します。クロスレンチは、トランクのつっかえ棒です。ＧＴＲスポイラーはちょっとしたアルミ製のＧＴウィングと同じくらいの重さがありますので、このトランクは”落下物”です。超危険です。トーションバー交換も検討していますが、果たしてどれほどの効果があるものか・・・？？

トランク裏側は、ボルト位置にあわせてサービスホールを開けています。ドリル穴をつなげてあけた穴なので見た目はご容赦。ちょっとエッジに錆が出ていますね。やすりで削ってタッチアップします。	シーリングの接着力が意外に強くて、スポイラーがトランクから離れません。仕方がないのでトランクを傷つけないようにシーリングをカッターで切断します。すると、ステー内にたまった多量の水が流れ出てきました。

うわっ！なな、なんじゃこりゃあぁ！！Σ（-o-；）ドロっとした汚泥状のサビです。なんと、ここまで恐ろしい状況に陥っていたとは！危ないところでした。まだもらいサビはしていないようです。ボルト穴の周囲にもしっかりとシーリングしたため、トランク内への浸水及びボルト穴の腐食は免れました。	こちらは左側のステー部分。

こちらはサビがひどかった右側のステー。中の固定ボルト及び補強ステーが錆びています。このスポイラーはご覧のとおり、ステーが分割式になっているためこの付け根の隙間から水が入るのです。	こちらは左側のステー。よくよく見ると、ちゃんと水抜きの穴があいています(写真上部)。シーリングで塞いでしまってはいけなかったようです。逃げ場がなくなった水が、このステー内にたまってしまっていたんですね。流用をする時は、そのパーツの構造や特性をよく調べ、こういうことにも十分留意しなければいけません。

汚泥状のサビを拭きとり、シール剤を削り取って、コンパウンドで磨きました。シール剤は完全には取れません。さすが、”半永久的に効果持続！”と謳っているだけのコトはあります。	さて、どうしてくれようか。。

内部、特に金属製の補強ステーのサビを磨くために、ステーを分解します。	左側は、サビた固定ボルトのネジ頭が砕けてしまい、もう外れません(ToT)。仕方ないので、このまま処理します。

ステー内部と金属製の補強ステーをサンドペーパーで磨き、適当な色で塗装してしまいます。	適当にマスキングして、内部に塗料を吹き付けます。これはウチに余っていた０５０の缶スプレーです。先代ＳＸ８０のフューエルリッドが折れた時、新品を買って塗装した時の余りです。(笑)

お約束で、指まで塗ってしまいましたf^^;・・・塗装は苦手です。	左右とも、ステー内部を塗装しました。

トランク接合面のパッキン(ニッサン純正部品)を注文。土曜日なので受付はおやすみです。部品が届くまで、この無残な姿でガマンです・・・（；_；）

ＢＮＲ３２リヤスポイラー流用にあたり、パーツの構造やその特性を見誤ったために起きた不具合。良かれと思って施したシーリング(防水対策)がアダとなった。パーツ流用の際は、皆さんも是非留意していただきたい・・・。続きは、パーツが届き次第アップします。Ｔｏｂｅｃｏｎｔｉｎｕｅｄ．．．

追記：Ｍａｒｃｈ２１，２００５パッキン取付け
ニッサン純正部品のパッキンが届きました。内側ステー(ボルト止め)、外側ステーの各２枚です。左右で形状が違うので注意。パッキンに『Ｌ』『Ｒ』の表示があります。	内側ステー用。水抜き用の溝がちゃんとあります。ボルト穴部分も凸になっているので、これなら改めてシーリングしなくても大丈夫でしょう。

内側は差し込むだけ、外側は両面テープがついているので、それを使って仮止めします。取付けは左右はもちろん、裏表、前後も間違わないように注意。	取り付けました！(ボルト止めのみなので画像は割愛) 迫力のある後姿が戻ってきました。

さすが新しいパッキンは柔軟性バツグン、ピッタリフィットしています。取付けは、あまり力いっぱい締め付けるとパッキンがつぶれてヨレて、防水効果が損なわれますのでほどほどに締め付けます。